前歯で咬めない状態(開咬)を改善した小児矯正の治療例
- 患者さんのお悩み
- 凸凹、前歯で咬めない
- 治療開始年齢
- 10歳
- 診断
- 上顎前突、開咬、凸凹
- 難易度
- 中等度
- 使用した装置
- ヘッドギア、唇側ブラケット装置、(口腔筋機能療法MFT併用)
- 治療期間
- 約1.0〜1.5年
- 費用
-
基本料金 399,300円 調整料(約12〜18回) 来院ごと6,600円 総額 478,500円~/td>
(生え変わり終了時)
治療について
初診時は、上顎前突と開咬、凸凹があり、前歯部で咬み切れない状態でした。
まずはヘッドギアにて上の奥歯を後方移動させ、獲得できた隙間を利用して前歯をブラケット装置にて並べていきました。
舌突出癖があり、前歯部でのかみ合わせが浅くなってしまうことや、保護者の方より食べ方が気になると指摘があり、MFT(口腔筋機能療法)を行い、前歯部の良好な咬合を獲得しました。
1期治療終了後、永久歯の生え変わりと顎の成長による変化を観察しておりましたが、それらの成長変化が終了した段階(1期治療後3年経過時)で、前歯に隙間ができたため、2期治療にて改善し、現在良好な歯並び・咬合が得られています。
治療のリスク
違和感、痛み、しゃべりにくさ、歯磨きの難しさ、虫歯のリスク増大、矯正装置の脱落、可撤式装置(ヘッドギア)が使用できない可能性、顎の成長や歯・顎の大きさによっては2期治療で小臼歯等の抜歯が必要になる可能性、自費診療。
