前歯の反対咬合を改善した
小児矯正の治療例
- 患者さんのお悩み
- 反対咬合
- 治療開始年齢
- 9歳
- 診断
- 下顎前突、反対咬合、過蓋咬合
- 難易度
- 重度
- 使用した装置
- バイトブロック、唇側ブラケット装置、歯列矯正用咬合誘導装置(ムーシールド)
- 治療期間
- 約1.0〜1.5年
- 費用
-
基本料金 399,300円 調整料(約12〜18回) 来院ごと6,600円 総額 478,500円~/td>
(生え変わり終了時)
治療について
初診時は、下顎前突と過蓋咬合、前歯部での早期接触による顎のズレが認められました。
下顎を前方に出さなくとも、顎が自然の位置で咬めるよう、歯にバイトブロックを装着しながら、前歯部にブラケット装置を付け、早期接触および反対咬合を改善しました。
1期治療終了後、永久歯の生え変わりと顎の成長の変化を観察していたところ、成長期に入り、下顎の急激な成長が認められたため、就寝時に歯列矯正用咬合誘導装置(ムーシールド)を装着してもらいながら、経過をみました。
成長変化がほぼなくなってきた段階(1期治療終了後3年経過時)において、良好な歯並び・咬合が得られています。もう少し成長変化がある可能性があるため、今後も成長観察が必要です。
治療のリスク
違和感、痛み、しゃべりにくさ、歯磨きの難しさ、虫歯のリスク増大、矯正装置の脱落、可撤式装置(ムーシールド)が使用できない可能性、顎の成長や歯・顎の大きさによっては2期治療で小臼歯等の抜歯が必要になる可能性、自費診療。
