矯正治療中のお食事のポイント
装置が外れるたびに、治療期間は延びます。
何回か外れていると、確実に1年以上は治療期間が延びますので、
できるだけ矯正治療期間を短く長期化させないため、お食事にも注意しましょう。
積極的に選びたいご飯
- 揚げ物、焼きものよりは煮たもの
- お肉よりはお魚
- 生野菜よりは煮た野菜
- パンよりはご飯
- かぶりつくものではなく、1センチ角に切りお箸で口の中に運べるものを
注意が必要だけど、食べたい時のお食事の工夫
豆腐等舌でつぶせるくらい柔らかいものは、あまり気にしなくて良いが、舌でつぶせないような弾力性がある食べ物や硬い食べ物は、弾力や硬さがあるものほど小さくして、細心の注意をしながら食べる必要あり。
例)
柔らかく煮た大根なら、1センチ程度の大きさにカットして食べる
お肉等は、5mmくらいにカットして食べる
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お肉の場合
できるだけひき肉や薄切りの肉を使用
唐揚げ、とんかつ、厚切りの肉の場合は、5mmくらいにカットして -
生の魚介系
イカ、タコ、アワビ等はNG
マグロ、サーモンなど、柔らかいものを選んで -
生野菜
ベビーリーフなど、薄い葉のものを選んで食べる
キャベツの千切りは、できればスライサーを使ってできるだけ細くして、できれば塩少々(塩ではなく昆布茶やニンニク、ごま油を加えるのも美味しい)入れたり、酢(カンタン酢が簡単)を入れたりなどして、キャベツをしんなりさせると◎
人参のラぺも、スライサーで細切りにすると◎
ポテトサラダに入れるキュウリや人参等もスライサーで薄切り、玉ねぎもみじん切りしたうえで、酢や塩などで、少ししんなりさせてから入れると◎ -
麺系
ラーメンは、メンマはNG(食べたい時は千切りにして -
パン
できれば焼かずに。パンの耳も避けて。フランスパンNG 、できれば食パン。
お惣菜のパンは、中身に注意で、できるだけ避けて。(卵のみ、シーチキンのみ等、明らかに柔らかいもののみであれば大丈夫) -
果物
バナナ、メロンなど、舌でつぶせるほど柔らかいものが◎
リンゴやパイナップルは、外す確立が高い食材で注意が必要ですが、 リンゴ等は、5mm以下にスライスして、手で折れるくらいにして◎
パイナップルは、薄くしても手で折れないため、基本的にはNGですが、どうしても食べたい時は、芯から遠い部分を1~2mmくらい薄くスライスして◎ -
お菓子
プリン、ゼリー、洋菓子など柔らかいものが◎
アイスはパピコや棒アイスはNG 。ソフトクリームやスプーンで食べるアイスを選んで◎
スナック菓子やナッツ、ドライフルーツはNG
チョコレートは、溶かして食べるなら◎