唇側矯正
装置が目立たない唇側矯正の治療
唇側矯正では、装置(ワイヤー)が歯の表側につきますので、矯正治療をしている事が見て分かります。しかし、当院で使用している装置は、色々なメーカーの装置があるなか、一番キレイな装置を使っております。装置の色は、透明や歯の色に近い白色の装置を使っており、以前と比較したら、飛躍的に目立たなくなってきました。
以前と比べるとお子様だけでなく、成人の方でも治療をされる方が増えてきたと感じます。ご自分の周りでも表側に装置を付けている方が増えてきたのではないでしょうか。当院に来院される患者様とお話ししていても、「周りの人たちが、唇側矯正をしている人が多いから、唇側矯正への抵抗が全くない。」と言われる方が、医療系や美容系のお仕事をされている方を中心に多くいらっしゃいます。矯正治療の普及とともに、堂々と唇側治療をされる方も増えてきたなと感じています。
仙台市内を歩いても矯正治療をしているのが珍しくなくなった今日ですが、それでも、「目立つのでは?」「学校でからかわれたら?」色々とご心配がある方もいらっしゃると思います。
もしご心配であれば、下記の「ほとんど目立たない装置」はお勧めです。本当に目立たなく、とってもキレイな装置です。
唇側矯正の種類
あまり目立たない唇側装置
半透明ブラケットと金属色のワイヤーを用います。
お子様の場合は、この装置を付けている期間が通常1年程度しかないことや、お友達同士の口の中を注目することがない時期でもあるため、こちらの装置を選択される方が多いです。
ほとんど目立たない唇側装置
ホワイトブラケットとホワイトワイヤーを用います。
この装置は、材料費が高価なため、上記「あまり目立たない装置」よりも治療費用が少し高くなりますが、見た目が本当にとてもキレイで清潔感があり、とてもお勧めです。「遠くから鏡を見ると、装置がついていることが自分でも分からないと思った」という喜びの声をよく聞きます。高校生や就職活動中の学生さん、お仕事されている方が主に選択されています。
こちらの装置の場合プラス77,000円(税込)となります。
矯正用アンカースクリュー及びアンカープレートを用いた治療
以前の矯正治療では、特に凸凹を治すときに歯を抜いて治療を行うことが主流でした。
当然今でも、凸凹の量や患者様の希望により、歯を抜いて治療を行うこともありますが、アンカースクリュー及びアンカープレートが発明されたことにより、出来るだけ歯を抜かずに治療を行うことが、可能となりました。
矯正用アンカースクリューやアンカープレートは様々な場面で使われております。
アンカースクリュー及びアンカープレートでの治療は、治療に必要な期間のみ、特殊な金属のネジやプレートをアゴの骨に埋込み、これを支えにして歯を動かす方法です。
通常の歯の移動では、基本的に歯同士の引張り合いのため、奥歯を後ろの方に移動したり、歯を全体的を沈めたりすることが出来ませんでしたが、この方法を使用することにより、以前では不可能だったり、患者様の多大な協力に左右されていた一部の治療がより確実に安定して行うことが出来ます。
当院では、アンカースクリュー及びアンカープレート矯正が始まった頃より、数多くの場面で使い患者様の治療を行っています。
当然アンカースクリュー及びアンカープレートについてはエキスパートですのでご安心して治療を受けて頂けます。
唇側矯正のメリットとデメリット
【舌側治療と比較した唇側矯正のメリット】
- 費用は安い
-
歯磨きがしやすい
装置まわりが鏡でよく見えるため、食べかすや磨き残しなどが見えやすいです。また、染めだし液で赤く染めだした時も、どこが磨けていなかったかが一目で分かります。 - ワイヤー交換などの時間が短い
- 発音のしづらさが装置装着直後からほとんどない
- 舌の口内炎になりにくい
【舌側矯正と比較した唇側矯正のデメリット】
- 矯正装置を付けていることが他人に分かってしまう
-
虫歯のリスクが高い
ただし、装置周りは鏡でよく見えるので、鏡を見ながらしっかり磨いたり、染め出し液で染めて確認したりすれば、歯磨きをしっかり行うことはできます。
装置の比較
装置の種類 | 唇側矯正 | 舌側矯正 | |
あまり 目立たない装置 |
ほとんど 目立たない装置 |
見えない装置 | |
ブラケットの色 | 半透明 | 白 | 笑っても装置は 見えません |
ワイヤーの色 | 金属色 | 白 | |
装置の目立たなさ | 多少目立つ | よく見れば装置が分かる | 全く分からない |
治療期間 | 違いは無し | ||
歯が動く早さ | 違いは無し | ||
治療結果 | 違いは無し | ||
装置の違和感 | 違いは無し | ||
話づらさ | 違いは無し |
歯の表側に付く唇側装置と、歯の裏側に付く舌側装置との違いは、装置が見えるかどうかが1番の違いです。
インターネットの情報や他院にて、表側と舌側では、治療期間効果(結果)に関して、大きな違いがあると説明される事が多いと思いますが、当院であれば、舌側治療の技術がありますので、唇側矯正と同様の治療期間、効果(結果)で舌側治療が行えます。また、装置の違和感や話しづらさ、口内炎に関しても、大きな差はありません。
色々な事がご心配だと思いますが、唇側矯正でも舌側矯正でも、装置装着後1か月もすれば、装置に慣れ、ほとんど問題がなくなってきますので、大丈夫です。虫歯のなりやすさも多少の違いはありますが、どちらの治療でも歯磨きをしっかりしないといけない事には変わりはありません。当院では、治療前からしっかり歯磨き練習をしていきますので、当院の患者様たちのお口の中のキレイさといったら、一般歯科の先生方や他院から来た衛生士さん達がまず驚くほどです。「なぜ虫歯になったらいけないのか?」からお話し、歯磨き練習をし、患者様たちもそれに応えて頑張ってくれる方が多い点も、他院には負けないところだと自負しております。